産業・一般広沢自動車学校グループシンクスリー(徳島県徳島市)は10日、5日にベトナム南部のドンタップ省を訪問し、同省政府関係者やドンタップ大学と、労働力確保や人材交流に向けた連携強化について協議を行ったと発表した。特定技能制度を活用した外国人労働者の受け入れ拡大に伴い、両地域の協力体制の構築を目指す。
2024年3月から自動車運送業が特定技能の対象分野に追加されたことを受け、同社は徳島県内企業とベトナム企業の連携を推進し、単なる労働力供給にとどまらず、産学官連携を通じた経済・社会全体の発展を目指している。徳島県には在留外国人の中でベトナム人が最も多く、ドンタップ省も日本への技能実習生の派遣に積極的であることから、相互の強みを生かす。
訪問団は、ドンタップ省の内務局長やドンタップ大学関係者と会談し、まずは外国人ドライバーの派遣を軸とした連携体制の構築を確認。また、同大学では高度人材育成の一環として、日本語教育やインターンシップ制度の導入を検討しており、長期的には農業や産業分野での技術協力に寄与する。
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