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サービス・商品GROUND（東京都千代田区）は29日、同社が中国のロボットメーカーと共同開発した自律型協働ロボット（AMR）「PEER（ピア）100」をオートバックスセブン（東京都江東区）の物流センターに導入したと発表した。
オートバックスセブンではEC（電子商取引）物流部門の物量波動や人員確保の課題を解決するため、安定したピッキング作業を実現できるAMRの導入を検討していた。導入においてはオートバックスセブンののWMS（倉庫管理システム）と比較的容易に連携でき、スピーディな導入が可能だったことも決め手だったという。
（出所：GROUND）
24年9月より、オートセブンの東日本ロジスティクスセンター（千葉県市川市）で7台が稼働を開始。PEER100を導入したことによる1時間当たりのオーダー数、行数、ピース数などを分析した結果、生産性は導入前の2倍に向上。導入した7台すべてが稼働すると作業者数を導入前の半数に削減できた。またWMS（倉庫管理システム）との連携により、作業者は出荷指示を目視とPEER 100に搭載されたタブレットのダブルチェックで確認できるため、経験や熟練度に依存せず高い精度で作業を維持・向上が可能となった。
今回の導入実績を基に、今後は同センター内および西日本ロジスティクスセンターの店舗向け物流部門へのPEER 100導入を支援する。
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