ロジスティクスアオキスーパー(名古屋市中村区)は29日、廃食油を活用した持続可能な航空燃料(SAF、サフ)の地産地消型供給体制の構築を目指す「あいち地産地消SAFサプライチェーン推進協議会」に参画したと発表した。愛知県が設立した同協議会には、廃油回収から製造・供給・利用までのサプライチェーン構築に向けて複数の企業や自治体が参加している。
同社は、店舗で惣菜製造により生じる廃食油や、家庭で使用済みの油を店頭で回収し、SAFの原料として継続的に提供する体制の構築を目指す。具体的には、8月に日本航空と連携し、店頭回収した油の供給を開始する計画で、物流面では地域内での資源回収と燃料供給を循環させる仕組みの構築に取り組む。
SAF製造はレボインターナショナル(京都市下京区)が愛知県田原市にて行い、トレーサビリティにはNTTデータのシステムを活用。廃食油の回収・輸送・製造などにおけるCO2排出量を可視化し、地域内でのGX(グリーントランスフォーメーション)推進に寄与する。
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