ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ホンダ、メキシコで新トランスミッション工場着工

2013年9月24日 (火)

荷主本田技研工業は24日、メキシコ生産販売会社のホンダ・デ・メキシコ社(ハリスコ州エルサルト市)が現地時間23日に、グアナファト州セラヤ市で新トランスミッション工場の建設に着工したと発表した。

新工場は、来年春に新型「フィット」の生産を開始する新四輪車工場と同じ敷地に建設する。

2015年後半に年間生産能力35万基の規模で無段変速機(CVT)の生産を開始する計画で、初期投資は4億7000万米ドル(467億円)となる見込み。将来的に年間生産能力を70万基に倍増させ、自社の四輪車工場への供給に加え、メキシコ国外のホンダ四輪車工場へもトランスミッションの供給を行う。

ホンダ・デ・メキシコ社は、8億米ドルを投じて建設した新四輪車工場と、CVT生産拠点を併設することで、メキシコ国内、北米地域の現地調達率を最大化し、高効率な生産体制を確立する。

工場が稼働を開始すると、ホンダの北米トランスミッション生産能力は、米国オハイオ州、ジョージア州のトランスミッション工場と合わせて、現在の137万5000基から、16年時点で170万基に、メキシコ工場の生産能力倍増後のフル生産時では200万基以上に拡大される。