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ホンダ、メキシコで四輪車工場の建設開始

2012年3月29日 (木)

拠点・施設本田技研工業は29日、メキシコの生産販売会社「HDM社」がグアナファト州セラヤ市で新四輪車工場の建設を開始した、と発表した。

 

HDM社の新工場は年間生産能力20万台で、2014年春に稼働を開始する。生産機種は「フィット」を計画しており、今後も拡大が見込まれる小型車市場に対応する。

 

部品の現地調達の拡大やグローバル調達を活用することで高効率な生産体制を構築し、メキシコを含む北米地域向けの製品を生産するとともに、グローバル生産拠点の一つとして、他地域への供給も検討している。

 

新工場建設に関連する投資は8億米ドル(640億円)となる見込みで、従業員数はフル生産時で約3200人となる。メキシコ新工場はホンダにとって8番目の北米四輪車工場となる。

 

これにより、北米におけるホンダの四輪車年間生産能力は、2013年に生産能力を拡大する米国アラバマ工場の4万台と合わせて、現在の163万台から2014年に187万台へと増加する。