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三菱マテリアル、生コン骨材供給を強化

2013年9月24日 (火)

荷主三菱マテリアルは24日、同社セメント事業カンパニーが九州工場の石灰石砕砂製造設備を増強すると発表した。2014年10月に竣工し、11月から操業を開始する。

東日本大震災のインフラ復興需要や環境規制の強化を背景に、生コンクリート用骨材が全国的に不足していることから、今回の増強工事では12億円を投資し、製造系統を3系統から4系統へ増やすことで製造能力を年産150万tへ45万t引き上げる。

同社が九州工場で生産した石灰石砕砂は、関西地区を中心に中国、四国、東京湾岸エリアまで幅広く流通しているが、増強工事後は東京湾岸エリアへの販売数量を増やすことができるようになり、これまで他メーカーで製造・販売されていた生コンクリート用骨材について、東北地区向け販売の増加が見込めると判断した。