
▲開発キット「GMSLカメラ用」(出所:アドバンテック)
サービス・商品アドバンテック(東京都台東区)は14日、AMR(自律移動ロボット)制御システム向けのシングルボードコンピュータ「AFE-R360」にMIPI-CSIおよびGMSLカメラを同梱した開発キットを発売すると発表した。これにより、AMRの試作・開発プロセスを簡略化し、導入を加速させる狙いがある。
AFE-R360は、Intel Core Ultraプロセッサを搭載し、高速なデータ処理を可能にするNPUを内蔵した3.5インチシングルボードコンピュータである。本開発キットには、16GBのDDR5メモリと128GBのSSDを搭載し、Ubuntu Pro for Device(22.04)がプリインストールされている。さらに、MIPI-CSIもしくはGMSLカメラが4台同梱され、それぞれの接続用拡張モジュール、ケーブル、スタートアップマニュアルが含まれている。特にMIPI-CSIおよびGMSLインターフェイスは、広い帯域幅と低遅延が求められるAMR用途に適しており、リアルタイムの物体検出や画像解析の精度向上に寄与する。
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