拠点・施設センコーグループホールディングス(東京都江東区)傘下のセンコー(大阪市北区)と九州センコーロジ(佐賀県三養基郡)は18日、佐賀県鳥栖市で整備を進めていた鳥栖物流センターの開所式を行った。福岡市中心部をはじめ九州全域の物流網の拡大を図る。

▲鳥栖物流センター外観(出所:センコーグループホールディングス)
鳥栖エリアは福岡空港、博多港などからのアクセスが良く、物流ハブとして注目が集まっている。さらに熊本県を中心に半導体関連企業の誘致が進んでいることから、物流需要も高まっている。
同センターは、長崎自動車道・鳥栖インターチェンジ(IC)から1キロ、JR鹿児島本線・田代駅から1.4キロと交通の便が良く、福岡市中心部をはじめ九州エリア全域の配送に対応。九州センコーロジが運営し、九州エリアのセンコーグループ各社とも連携して九州全域の物流網の拡大を進める。
施設は地上3階建てで、全天候型の屋内低床接車バースを採用。垂直搬送機などを備えている。
また、72時間連続稼働が可能な非常用自家発電設備や、自家給油スタンドを併設しており、災害時にも商品配送や保管が続けられる。救援物資の保管拠点の役割も果たす。
延床面積:倉庫棟4万5552平方メートル、給油所50平方メートル
建物構造:3階建て、鉄骨造
アクセス:長崎自動車道・鳥栖ICから1キロ、JR鹿児島本線「田代駅」から1.4キロ
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