ロジスティクス福山通運とロジスティードは19日、「トレーラー・トラクター方式」による中継長距離輸送を開始すると発表した。異なる物流会社間での中継輸送を実施し、長距離輸送の課題解決を目指す。
トレーラー・トラクター方式は、中継拠点でトレーラーを交換し、ドライバーは自社のトラクターを運転し続ける中継輸送の仕組み。福山通運は関西発・関東行きの貨物が多く、ロジスティードは関東発・関西行きの貨物が多いという特性を生かし、両社は2024年12月にトライアル輸送を実施、ことし4月から本格運用に入る。中継拠点は福山通運・浜松支店に設置される。
まず、福山通運が関西から関東向けの荷物を浜松支店へ輸送し、同時にロジスティードが関東から関西向けの荷物を浜松支店へ運ぶ。そこで両社のトレーラーを交換し、福山通運がロジスティードの荷物を関西方面へ、ロジスティードが福山通運の荷物を関東方面へと運ぶ。この方式により、ドライバーの長時間運転を削減し、日帰り勤務が可能になる。労務負担の軽減と働きやすい環境整備を進めることで、人材確保にもつなげる狙いだ。
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