ロジスティクス山九は28日、4月1日にグループ全体で518人の新入社員が入社すると発表した。内訳は山九が449人、関係会社が69人で、入社式は本社を含む各拠点で実施する予定だ。外国籍社員も含めた多様な人材を積極的に採用しており、将来の幹部候補として国内外での研修を通じ育成する。
新入社員のうち、総合職は123人で前年より25人増加し、17人は中国、韓国、ベトナム、マレーシア、インドネシア、ネパール、ウクライナ出身の外国籍人材が占める。高卒採用は257人で前年より85人増となり、大幅な増員が実現した。有効求人倍率が高水準で推移する中、充実した福利厚生制度が採用拡大に寄与したとみられる。
物流業界の人材確保が課題となる中、同社は住宅支援や奨学金代理返済制度、入社3年目までの帰省旅費負担制度などを設けている。4月からは大卒総合職の初任給を28万7390円、高卒定期採用は23万1910円に引き上げ、前年を上回る水準での賃上げを行う。
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