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MAN、世界中で年内に3万台超のバン販売目指す

2025年3月28日 (金)

国際MAN(ドイツ)は27日、ことし中に世界で3万台を超えるバンの販売を目指すと発表した。2024年の販売台数は2万7700台で過去最高を記録しており、欧州市場では3.5%のシェアを確保。今後はアラブ首長国連邦など国際市場への展開も強化する方針だ。

物流業界向けに展開される新型「MAN TGE Next Level」は、車両ネットワークの構造刷新によりセキュリティ性能が向上。加えて、衝突警告や車線維持支援などの先進運転支援機能を標準搭載し、安全性も大きく高められた。荷物と乗客を併載可能な「TGEコンビ」や、最大19人乗りの「TGEインターシティ」など多様なモデル展開により、輸送ニーズに柔軟に対応する。

同社はまた、完成車供給体制の強化と、車内設備の近代化にも注力している。例えば運転席には10.4インチのデジタル表示パネルを備え、助手席側の電動ドアや13キロワットのエアコンを標準装備するなど、快適性と作業効率の向上を両立。バス改造業者への供給も進んでおり、オランダ製の低床型車両「Civitas Economy」では車椅子対応や公共交通機能の充実が実現している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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