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東京都、貨物輸送評価制度の申請受付を開始

2025年4月7日 (月)

公募・入札東京都環境局は3日、CO2削減に取り組む貨物運送事業者を評価する「貨物輸送評価制度」の2025年度における申請受付を開始すると発表した。同制度は、緑・黒ナンバーの貨物運送事業者のエコドライブなど日常的な努力を実走行燃費で評価するもので、環境配慮に前向きに取り組む事業者の参加を促している。

評価対象となるのは、都内を発着する貨物自動車運送事業者で、事業所の所在地は都内外を問わない。申請の受付期間は4月14日から5月21日まで(郵送・メール、必着)、窓口申請は4月16日から5月23日17時までとなっている。

申請内容は、事業者の全車両の前年度1年間分の燃費記録、ドライバーに対するエコドライブの教育訓練・指導体制、燃費データの集計・分析など日常的な管理体制の3点で、申請手数料は無料。申請窓口は東京都トラック協会となっている。

審査の結果、評価を取得した事業者には7月頃、三つ星、二つ星、一つ星の3段階評価にて評価証明書が交付される。評価取得事業者はロゴマークをトラック等に貼付することでCO2削減の努力と実績をアピールできるほか、環境に配慮した事業者の情報を紹介するホームページで荷主にアピールすることも可能だ。

東京都は、荷主の業界団体を個別訪問し、評価を取得した事業者の活用を働きかけている。同制度の評価取得事業者数は年々増加しており、2024年度は410事業者が評価を取得している。

制度説明会はオンラインと会場の両方で開催され、オンライン配信は4月14日から5月23日まで行われる。会場開催は4月14日、18日、22日の3日間、東京都トラック総合会館で実施される。

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LOGISTICS TODAY編集部
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