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話題SBSホールディングス傘下のSBSスタッフ（東京都墨田区）は11日、トラックドライバーの紹介予定派遣を15日から開始すると発表した。
ドライバー不足が課題となっているトラック運送業界では、ドライバーの募集広告に年間数百万円を費やす企業もあり、中小の運送事業者を中心に問題が深刻化している。
そこで、SBSスタッフでは、派遣先に直接雇用されることを前提に一定期間派遣スタッフとして就業し、派遣期間終了時に企業と本人が合意した場合に採用される「紹介予定派遣」サービスを提供し、ドライバー不足の解消に取り組むことを決めたもの。
紹介予定派遣は、一般派遣で禁止されている事前面接が認められており、SBSスタッフでは運転者適性診断システムによる診断結果や運転記録証明書を提出することから、企業側は受け入れ前に人物像や適性などを把握した人材を確保でき、募集費の削減にもつながる。
最大6か月間の派遣期間中、企業側は本人の資質や能力など雇用にふさわしい人材かを見定めることができ、働く側にとっても、同社に登録することで希望条件に見合った勤務先の紹介を受けることができる。また、派遣期間を通して仕事内容や職場環境を確認でき、自分に合った職種、企業かを見極めることにもつながる。
SBSスタッフは「総合物流を提供するSBSグループに所属している強みを生かし、ドライバーを必要とする企業と就業希望者にメリットのあるきめ細かなサービスを提供していく」としている。
