
▲荷物を搭載し飛び立つドローン(出所:佐川急便)
調査・データ佐川急便は7日、東京都の「ドローン物流サービス社会実装促進事業」の支援対象プロジェクトの最終公開実証を、東京都青梅市で実施したと発表した。今回の実証では、空域の異なる2ルートを1人の運航指示者が2機のドローンで同時飛行させる初の試みが行われた。
同プロジェクトは、イームズロボティクス(福島県南相馬市)、日本気象協会(東京都豊島区)、サンドラッグ(府中市)との4者共同によるもので、2022年7月に選定されてから3か年にわたり検証を重ねてきた。今回の実証は4回目にあたり、デジタル技術を活用した「レベル3.5飛行」により、歩行者の有無を機上カメラで確認することで従来必要だった立ち入り管理措置を不要とし、効率的な飛行ルートの設定を可能とした。
物流面では、地域の平時・有事双方のニーズに対応する配送網の構築が目的で、山間地域など既存の物流インフラが脆弱なエリアにおいても安定した配送を実現する可能性を示した。
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