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佐川など4社、青梅でドローンのダイレクト配送

2023年1月10日 (火)

▲イームズロボティクスの物流ドローン(出所:佐川急便)

ロジスティクス昨年12月の改正航空法施行により「レベル4飛行」が解禁され、特定条件下で監視要員なしの飛行が可能になったことを受け、佐川急便は10日、1月11日から東京都青梅市で、ドローンを活用して日用品などを店舗から指定場所までダイレクト配送する実証を始めると発表した。買い物弱者への対策など地域課題の解消となる新たな輸送手段としてドローンによる配送スキームを確立し、2025年度中のサービス実用化を目指すとしている。

発表によると、実証に参画するのは産業用ドローンメーカーのイームズロボティクス(福島県南相馬市)、日本気象協会、サンドラッグ(東京都府中市)。実証では地域住民がサンドラッグのウェブページか電話で、購入する日用品や市販医薬品、食品などを注文する。最短で当日中に青梅市内の運動広場まで4.8キロを飛行して配送する。

イームズロボティクス社製の重量14.9キロの機体を使用する。実証期間は2月10日までで、11時から16時に1日最大5往復する予定。

近年、人口減少が進む山間地域では物流業界の将来的な担い手不足が懸念されている。また、災害時には道路寸断などで陸上輸送が困難になるおそれもある。

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LOGISTICS TODAY編集部
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