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福岡県、グリーン国際特区が当初の3.8倍に拡大

2013年10月15日 (火)

行政・団体福岡県は11日、県と北九州市、福岡市が一体となって取り組んでいる「グリーンアジア国際戦略総合特区」の指定区域が追加され、面積が当初指定時の3.8倍に拡大することになったと発表した。

グリーンアジア国際戦略総合特区は、2011年12月に指定を受け、12年8月に全国7つの国際戦略総合特区の中で初めて、指定区域の拡大を行ったが、特区の効果をさらに高めるため、環境配慮型自動車や再生可能エネルギー分野などで新たな事業実施が見込まれる産業集積地などを対象に、さらなる区域の追加について国と協議を行い、11日に追加指定が決まった。

今回の区域追加で、指定区域面積は183.7km2に拡大し、新たに7市町が追加される。区域内で特区計画に基づいて事業を実施する企業は、課税の特例措置や金融上の支援などの支援制度を活用することができる。

県では「今回の区域拡大を契機に、県内での企業の設備投資などを後押ししていくとともに、さらに、多くの企業が特区関連事業に積極的に取組むよう促し、特区の目指す環境を軸とした産業拠点の構築を強力に進めていく」としている。