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北九州港、物流効率化で特区認定受ける

2019年3月22日 (金)

国内北九州市は20日、内閣府に申請していた「北九州港湾物流効率化特区」が構造改革特区計画として認定される事になったと発表した。新日鉄住金八幡製鉄所から出荷する鉄鋼製品需要増大に対応するため、構造改革特区制度を使って出荷能力を引き上げを狙った。

新日鉄住金八幡製鉄所は、年間300万トンの鉄鋼製品を北九州港戸畑地区の専用岸壁から国内外へ海上輸送しているが、専用岸壁が狭いにもかかわらず、さらに出荷量が増える見通しとなっていたことから、出荷能力の確保が課題だった。

特区の認定を受けたことで、近接する公共埠頭までの臨港道路を特殊大型輸送用車両が通行できるようになるため、公共埠頭から在来船・コンテナ船を使った鉄鋼製品の海上輸送が実現する。

▲北九州港戸畑地区公共埠頭周辺

▲特殊大型輸送用車両と鉄鋼製品