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ハコブ、MOVO Driver物流マップ機能強化

2025年4月15日 (火)

サービス・商品クラウド物流管理システムの開発などを手掛けるHacobu(東京都港区)は15日、トラックドライバー業務支援アプリ「MOVO Driver(ムーボ・ドライバー)」の「物流マップ機能」を強化したと発表した。全国1万7000件の物流拠点情報をマップに集約し、駐車や待機が可能な場所を2000件掲載している。

MOVO Driverはトラックドライバー向けのスマートフォンアプリで、2023年6月にサービスを開始。物流に特化した地図機能や拠点情報などで、ドライバーの業務を支援する。さらに、トラック予約受付サービス「MOVO Berth(ムーボ・バース)」をはじめとしたクラウド物流管理システム「MOVO」の各サービスのモバイル機能も利用できる。今年3月には、累計10万ダウンロードを突破した。

今回のリニューアルでは、物流拠点情報や駐車・待機が可能な場所に関する情報を充実させた。同社が実施したドライバーに対する意識調査で、荷主に求める改善点として「待機場所の確保」が63.0%と最も高かったことから、駐車や待機ができる場所の確保を求めるドライバーの声に応えた。

▲必要な情報も集中できるよう、マップデザインをシンプルに(クリックで拡大、出所:Hacobu)

また、駐車の可否など、拠点の入口や受付情報、待機可能な場所などをドライバー自身が登録・編集し、他のドライバーと共有できる機能もある。誤った情報はドライバー自身で削除できるため、常に精度の高い情報を保てる。

さらに、画面のデザインを刷新したことで、必要な情報を直感的にとらえやすくなり、運行中の地図確認もスムーズになった。

このほか、物流マップに表示された拠点の半径200メートル以内でチェックインすると、ポイントが付与されるサービスも導入した。貯まったポイントは商品引換券などのデジタルギフトと交換が可能で、多忙なドライバーの業務の中でも、楽しさを感じられる仕組みを設けた。

同社では今後も、ドライバーの声に基づいて機能やサービスの充実を図るとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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