フード楽彩(東京都足立区)は17日、グループ会社のデリカフーズが、大阪府茨木市の旧・茨木工場をリニューアルし、グループ初となる玉ねぎ加工専用工場として稼働を開始したと発表した。この新工場は、西日本エリアにおける玉ねぎ加工業務を集約する拠点で、加工効率の向上と物流体制の最適化を図る。

▲玉ねぎ加工専用工場としてニューアルした茨木工場(出所:楽彩)
新工場では、むき玉ねぎからスライスやダイスカットなどの最終製品まで一貫生産が可能で、5度帯の冷蔵工程により品質と消費期限の両立を実現している。また、機械化による省人化と、顔認証によるアクセス管理などのセキュリティ対策も導入された。これにより、フードロス削減とともに人手不足への対応、衛生管理の強化も可能だ。
さらに、同社は玉ねぎ加工を他工場から同工場に集約し、各工場の空いた生産能力を別製品の高付加価値化に振り分けることで、物流と生産の両面から事業の最適化を進める。敷地面積は1100平方メートルで、投資額は7億円。年商は10億円を見込む。
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