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日販、トーハンと書籍返品物流で協業をスタート

2025年4月17日 (木)

(出所:日本出版販売)

荷主日本出版販売(東京都千代田区)は17日、ことし7月から同業のトーハン(新宿区)と書籍の返品物流を対象にした協業をスタートする、と発表した。これまで日販グループの出版共同流通が所沢センターで対応してきた日販や楽天ブックスネットワーク、日教販の書籍返品業務を、トーハンの桶川センターに段階的に移管する。協業により物流拠点の統廃合を進め、コスト削減や環境負荷の軽減を目指す。

▲トーハン桶川センター(出所:トーハン)

両社は20年に雑誌の返品物流で協業を開始しており、今回の取り組みは第2弾となる。桶川センターには7月中旬の時点で業務量の30%相当を移管し、そのボリュームを10月上旬には60%、12月上旬には100%まで引き上げる計画だ。

今回の協業は出版取次上位2社によるプロジェクトであるため、日販では「物流協業の実施ならびに検討を進めるにあたって知り得た相手方の機微情報については、独占禁止法順守の観点から、引き続き各社内で厳密に情報を管理することに変更はない。また、必要に応じて公正取引委員会に報告、相談する」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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