トーハンと日販、書籍返品で協業

荷主大手出版物取り次ぎのトーハン（東京都新宿）と日本出版販売（日販、東京都千代田区）は3月29日、書籍返品業務における物流協業について合意したことを発表した。

両社は2018年11月7日に締結した物流協業の検討を開始する旨の基本合意書に基づき、両社間における物流協業について検討を行っていた。今回、20年に開始した雑誌返品協業に続く協業施策として、書籍返品業務における物流協業について合意に至った。

発表された合意内容によると、両社は25年夏頃から書籍返品業務の協業を開始。業務提携後の書籍返品業務は、施設の立地や処理能力等を比較検討した結果、トーハン桶川センター（埼玉県桶川市）にて実施される。また、出版共同流通（東京都千代田区）が所沢センターで受託している書籍返品業務（日販・楽天ブックスネットワーク・日教販）を順次移管し25年度内に移行を完了する予定。

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LOGISTICS TODAY編集部
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