センコーGHD、インド物流企業を子会社化

M&Aセンコーグループホールディングスは18日、インドの物流企業PDS Internationalの株式51％を取得し、子会社化したと発表した。PDS Internationalは日系企業や多国籍企業から高い信頼を得ており、この強みを生かしてインドでの事業拡大を加速させる。

▲PDS International（出所：センコーグループホールディングス）

センコーGHDは2022年にインド現地法人を設立し、フォワーディング事業を展開してきた。この度の株式取得により、PDSの19拠点にわたる事業ネットワーク、通関業務、国内輸送のノウハウを獲得する。PDSは1998年4月17日の設立以来、通関業務、国内輸送、航空・海上フォワーディング、海外代理店、倉庫の各事業を手がけ、現在175人の従業員を擁している。

両社は今後、インド国内でのモーダルシフトや冷凍冷蔵物流などの新規事業展開を計画している。また、PDSはセンコーグループのノウハウと営業力を活用し、フォワーディング事業の拡大を推進する。さらにデジタル技術の活用による業務効率化を進め、持続可能な物流基盤の構築を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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