イベント富山県トラック協会(富山ト協)は22日、6月10日から11日の2日間、富山県トラック会館にて「災害物流専門家研修」を開催すると発表した。この研修は、災害時に自治体が管理する物資集積拠点において支援物資の仕分け・管理・輸送等を行う専門知識を持つ人材の育成を目的としている。
昨年1月の能登半島地震をはじめ、近年の災害の激甚化・頻発化を受け、全国のトラック協会では大規模災害時に必要な物流専門家の育成に取り組んでいる。過去の災害では物流の専門的知識を持つスタッフが集積拠点に常駐していないことが原因で、避難所等への円滑な物資輸送に支障をきたす事例があった。
研修内容は基礎知識編、拠点編、輸送編、自治体対応編の講義とグループ討議で構成され、講師は株式会社NX総合研究所から派遣される。研修修了者は全日本トラック協会および富山県トラック協会が管理する「災害物流専門家研修」修了者リストに登録され、災害発生時に自治体等から協力要請があった際には対応協力を求められる場合がある。
研修参加の対象は倉庫業務や配車業務等の物流実務をよく理解している従業員で、参加希望者は5月23日までに出席連絡票でFAXまたはメールにて申し込む必要がある。昼食は両日とも主催者側で用意される。
https://www.toyamatrucking.or.jp/wp/wp-content/uploads/2025/04/5390a6fa0c037b74789462c4745b6602.pdf
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