三菱食品、高知拠点に太陽光発電設備を導入

フード三菱食品は24日、高知県南国市の自社物流拠点「高知SDC」で、アーバンエナジー（横浜市鶴見区）によるオンサイトPPA型の太陽光発電サービス「ゼロエミプラン」を導入すると発表した。

同拠点の屋上に設置する太陽光発電設備の発電出力は1031.94キロワット、年間発電量は1275メガワットを見込み、年間でCO2排出量を559トン削減する計画で、2025年8月に稼働する。

同サービスでは、アーバンエナジーが設置した太陽光発電設備によって発電された電力のうち、高知SDCの使用電力量を三菱食品が自家消費する。余剰電力はアーバンエナジーが市場販売し、非化石証書としての環境価値が三菱食品に還元される仕組みとなっている。これにより、同センター単体にとどまらず、三菱食品グループ全体の脱炭素経営にも寄与する。

高知SDCは常温帯を扱う基幹汎用センターであり、小売業者向け専用センターの機能も兼ね備える。三菱食品にとって、24年1月に導入した「久御山ドライSDC」に続く2か所目のオンサイトPPA活用となる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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