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青果物流に長期貯蔵拠点、デリカが東海で3PL展開

2026年4月2日 (木)

フードデリカフーズホールディングスは2日、傘下のエフエスロジスティックス(東京都足立区)が、愛知県弥富市に集出荷貯蔵施設「東海マザーセンター」を開設し、稼働を開始したと発表した。気候変動や農業人手不足、輸送力制約を背景に、青果物流通の安定化と物流事業の拡大を同時に狙う。

同センターは高機能貯蔵庫を備え、青果物の保存期間を最長30日まで延長する。鮮度劣化を抑えつつ需給調整を可能にすることで、価格変動や供給不安への耐性を高める。また選果機能を内製化し、生産者側の作業負担を軽減する仕組みも導入した。

▲東海マザーセンターの移動式ラック(出所:デリカフーズホールディングス)

物流面では、グループ拠点間の幹線ネットワークを活用し、集荷・配送の効率化と車両回転率の向上を図る。青果に加え、米や乳製品、調味料なども扱う混載輸送を展開し、荷主のコスト削減と作業効率化を狙う。さらにTC機能を持つ3PL拠点として外販も視野に入れ、物流を新たな収益柱に位置付ける。

青果物流は需給変動と品質管理の両立が難しく、従来は短リードタイム依存の構造が強かった。長期貯蔵と物流機能の統合は供給安定化に寄与する一方、在庫リスクや運用精度も問われる。農業流通の構造変化に対し、どこまで実効性を持つかが今後の焦点となる。

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