台風27号接近、フェリーの欠航出始める

話題台風27号の接近に伴い、フェリー各社で欠航となる便が出始めている。24日正午頃の情報をまとめた。

商船三井フェリー（苫小牧-大洗）は、25・26日の苫小牧発夕方便（18:45発）、26日の大洗発夕方便（18:30発）、27日の大洗発深夜便（1:45発）と、24日時点で3便の欠航を決めているほか、26日の大洗発深夜便（1:45発）を「出港時間変更のおそれあり」とし、同日の苫小牧発夕方便（18:45発）では「天候調査中」として出港時間が大幅に遅延するおそれもあるとしている。27日の苫小牧発深夜便（1:30発）は「天候調査中」。

オーシャン東九フェリー（東京-徳島-新門司）は、下り便のうち東京発新門司行きと徳島行きが24日から26日まで全便欠航となっており、徳島発新門司行きも26、27日を欠航としている。上り便は新門司発東京行き、徳島行きが24、25日、徳島発東京行きが25、26日の便がそれぞれ欠航となった。

宮崎カーフェリー（宮崎-大阪）は、船体整備のスケジュールと重なったこともあり、23日から欠航となっている。

フェリーさんふらわあでは、24日の運航状況として大阪-志布志航路上り便の「さんふらわあきりしま」、下り便の「さんふらわあさつま」がそれぞれ欠航。25日の上り便「さんふらわあさつま」も欠航が決まっている。このほかの大阪-別府航路、神戸-大分航路は今のところ通常運航となっているが、25午前10時30分頃に当日の運航を決める。

苫小牧・仙台・名古屋を結ぶ太平洋フェリーは、25日の名古屋19時発仙台・苫小牧行きの「いしかり」を欠航としたほか、26日は仙台12時50分発名古屋行き「きそ」で「天候調査中」としている。