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就職氷河期世代の物流雇用創出を指示、石破政権

2025年4月25日 (金)

▲会議のまとめを行う石破総理(出所:首相官邸ホームページ「https://www.kantei.go.jp/jp/103/actions/202504/25hyogakishien.html」)

行政・団体石破茂首相は25日、総理大臣官邸で第1回就職氷河期世代等支援に関する関係閣僚会議を開催した。農業、建設業、物流業における就職氷河期世代の雇用拡大策を重点施策として打ち出した。

会議では、農林水産大臣と国土交通大臣に対し、人手不足が深刻化する農業、建設業、物流業での就労機会の創出を指示した。これら3分野での就職氷河期世代の採用促進に向け、2026年度以降も視野に入れた具体策の検討を求めた。

就職氷河期世代支援では、19年から正規雇用者30万人増を目標に掲げた。現時点で正社員11万人増、役員20万人増と合計31万人の処遇改善を達成している。今回の3分野での雇用拡大策は、さらなる雇用機会の創出を目指す。

石破首相は「先日19日、私自身が就職氷河期世代を含む若者の就労を支援する『たちかわ若者サポートステーション』を訪問し、一人一人の状況に応じた丁寧な支援の重要性を改めて認識した」と述べた。そのうえで「人手不足が深刻な産業分野での就労機会の創出は、就職氷河期世代支援における重要な柱となる」と強調した。

政府は6月を目途に具体的な支援策を取りまとめ、「骨太方針2025」に反映させる方針だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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