JFEコンテ、中国販売増加で最終益4割増、4-9月期

産業・一般［JFEコンテイナー］2014年3月期第2四半期連結決算（単位：百万円）

産業用容器業界では、全国の200リットル新缶ドラムの出荷量が、ことし1月以降8か月連続で前年割れとなっており、9月は前年をやや上回ったものの、4-9月累計実績は2％減の636万5000缶となった。

こうした環境の中、売上高は、国内ドラム缶の販売が1月の値下げや販売数量減少、値上げの遅れもあって減収要因となったが、中国のドラム缶販売数量が増加し、全体では増収を確保。

営業利益は、国内ドラム缶の販売数量減少や4月以降の鋼材価格上昇に対するドラム缶販売価格値上げの遅れによる収益悪化のため、減益となった。最終利益は、為替差益の影響で中国の数字が大きく反映し、増益となった。