財務・人事ファイズホールディングスは8日、2025年3月期の決算を発表した。売上高は前年比14.8%増の316億1400万円、営業利益は同11%増の14億6500万円、最終利益は7.6%増の9億1900万円と増収増益だった。
ECソリューションサービス事業の売上高は15.3%増の291億1915万円、セグメント利益は15.4%増の13億5211万円だった。物流センターの運営受託事業では、大手ネット通販会社向け物流センター、流通業向け物流センター、配送デポ(配送センター)など、既存の受託案件は堅調に推移。また新たな3PL拠点として倉庫面積10万9091平方メートルの「青梅事業所」(東京都青梅市)を開設した。輸配送は利用運送である配車プラットフォームサービス事業の取引社数が増加したほか、拠点間輸送、店舗ルート配送、ラストワンマイル配送など実運送の受託が拡大した。
国際物流サービス事業の売上高は6.6%減の7億581万円、セグメント損失は791万円の赤字(前期は279万円の黒字)だった。円安が続き輸入貨物の荷動きが鈍化する中、海外代理店網の見直し、輸出入貨物の取り扱い対象エリア・国の拡大などを行った。
26年3月期の通期予想は、売上高は20.2%増の380億円、営業利益は22.9%増の18億円、最終利益は21.9%増の11億2000万円を見込んだ。
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