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三菱ふそう、対策不足でトラック1.3万台再リコール

2013年10月29日 (火)

行政・団体国土交通省は29日、三菱ふそうトラック・バスから大型車のエンジンの燃料噴射装置に不具合が見つかったとして、リコールの届出があったと発表した。

2009年11月4日から2012年10月24日までに製造された「ふそうスーパーグレート」など5車種1万3564台がリコールの対象で、昨年12月にリコールを届け出たが「燃料ホースから溶け出した亜鉛が軽油中の成分と反応して生成された化合物への対策が不十分だった」として、改めて対策を行うもの。これまでに159件の不具合を確認している。

この不具合により、エンジンの異音、白煙の発生、エンジン制御システム異常の警告灯点灯、マフラー内に溜まった燃料の発火などが生じ、最悪の場合、エンジンの始動不良や吹け上がりなどに至るおそれがあるという。

このため、同社は対象車両の燃料タンクに洗浄剤を注入し、燃料ラインに付着・残存している化合物を除去するとともに、燃料噴射装置の内部バルブ固着を抑制する機能を追加したエンジンECUのプログラムに書き換える。

■対象車両などの詳細は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001016639.pdf