財務・人事東陽倉庫は12日、2025年3月期の決算を発表した。売上高は前年比4.7%増の291億8600万円、営業利益は同9.9%増の12億4100万円、最終利益は9.2%増の14億9500万円と増収増益だった。
物流事業セグメントは前年比4.8%の285億1800万円、セグメント利益は同8.1%増の16億4000万円だった。倉庫事業は関東および関西地区で開始した新規貨物の取扱いが通期に渡って寄与したことにより堅調に推移。一方、保管貨物は非鉄金属、化学工業品などが減少したことなどにより低調に推移した。陸上運送事業は食料工業品の輸送量が大きく増加したことなどにより堅調に推移。流通加工事業は既存顧客の季節性商品の取扱増加や新規顧客との取引開始などにより堅調に推移した。配送センター事業は生活必需品の価格高騰に伴う個人消費の落ち込みがあったものの、横ばいで推移。港湾運送事業は船内荷役・沿岸荷役の取扱いが増加し堅調に推移した。国際輸送事業はタイにおける自動車産業の低迷などにより低調に推移した。
26年3月期の通期予想は、売上高は1.1%増の295億円、営業利益は0.7%増の12億5000万円、最終利益は13.1%減の13億円を見込んだ。
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