ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

NTT、豪雨時の迅速な道路被災予測技術を確立

2025年5月13日 (火)

環境・CSR日本電信電話(NTT)は12日、豪雨時の道路被災予測技術を確立したと発表した。通信設備被災予測技術を応用し、公開データを用いることで、短時間で全国どこでも被災リスクを推定できる。

▲道路被災予測の概要(クリックで拡大、出所:日本電信電話)

同技術は、電柱の被災データを活用し、仮想電柱を道路上に配置してリスクを予測する手法を取っており、10メートルメッシュ単位で道路崩落や土砂災害のリスクを評価でき、予測結果は従来のハザードマップを上回る精度を持つことが検証された。災害発生前後の短時間予測が可能で、今後、同技術により推定した道路の被災リスクから避難ルートや救急・物流のルートを事前に検討して効率的な事前防災や避難計画を策定し、地域のレジリエンス強化実現を目指す。

同社は、この技術を5月15・16日に開催予定の「つくばフォーラム2025」で展示する予定。NTTは、自治体や事業会社と協力し、実用化に向けたトライアルを実施する考えで、地震被災予測や他インフラへの応用も視野に入れている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com