NTTとトライアルHD、小売SCM最適化へ連携

M&Aトライアルホールディングス（HD、福岡市東区）と日本電信電話（NTT）は22日、デジタルツインコンピューティングによるサプライチェーンマネジメント（DTC-SCM）の最適化を目指す連携協定を締結したことを発表した。この協定により、リテール業界の店舗運営効率化、物流効率化、顧客価値向上の実現を目指す。

トライアルHDは、リアルとデジタルの融合を通じたリテールDX（デジタルトランスフォーメーション）を推進し、データとAI（人工知能）を活用してきた。DTCは、異なる業界やステークホルダーごとに、それぞれ独自のデータに基づきデジタルツインの予測最適化AIを構築し、それらの連鎖（AI間連携）により相乗効果を得ることのできるNTTの技術。NTTは、同技術は単一のデジタルツインでは実現できない、新しい価値を創造することが可能としている。

トライアルHDの知見とデータ、NTTのデータサイエンス技術を組み合わせ、DTC-SCMの最適化を実現するための共同検討と研究開発を開始し、メーカー、卸売業者、小売業者のデータの融合を図り、サプライチェーン全体の最適化を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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