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日産と三菱商事出資、EVサービス「Moplus」設立

2025年5月13日 (火)

M&AEV(電気自動車)を使ったモビリティーサービスやカーシェアリング事業の展開を目指すMoplus(モプラス、東京都千代田区)は12日、日産自動車と三菱商事の共同出資によって3月3日に設立されたことを発表した。EVの活用を通じて地域交通の課題の解決を目指す。

事業内容イメージ(クリックで拡大、出所:Moplus)

モプラスは、有人モビリティーサービスや無人モビリティーサービス、カーシェアリング、EVを活用したエネルギーマネジメントの提供を予定している。EVを移動手段としてだけではなく、「動く蓄電池」としての特徴を生かして活用し、電気料金の削減や非常用電源の確保などにも取り組む。

同社は、日産と三菱商事による次世代モビリティーサービスとEVを活用したエネルギー関連サービスの新たな共同事業検討の覚書に基づいて、設立された。出資比率はそれぞれ50%となっている。

今後、日産が17年から、横浜みなとみらい地区で取り組んでいる自動運転実証を運営面で支援するほか、両社のネットワークを最大限に生かしながら、他地域へのサービス展開を自治体や交通事業者と協力して推進する。

また、自動運転技術の確立や事業モデル基盤構築、社会受容性の向上などに向けた実証実験を行い、無人モビリティーサービス事業の社会実装を進める。

同社は「日産自動車の先進技術、三菱商事の社会実装・事業化の知見、モビリティーを通じた社会貢献に関する両社理念の3つを掛け合わせ、地域交通に関する喫緊の課題への対応に迅速に取り組んでいく」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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