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福島・浪江町でVR買い物と貨客混載配送の実証実験

2022年1月25日 (火)

国内日産自動車と凸版印刷、NoMAラボ(福島県南相馬市)の3社は24日、凸版印刷の「VR買い物支援サービス」と、日産自動車の「なみえスマートモビリティ」による貨客混載配送を組み合わせた買い物支援サービス「なみえバーチャル商店街サービス」の実証実験を、福島県浪江町で開始した。

実証実験には、浪江町と「道の駅なみえ」「イオン浪江町」「柴栄水産」の浪江町内3店舗が協力。住民が各店舗の商品棚に設置されたカメラの映像を自宅のタブレット端末で確認しながら買い物を済ませると、店員が商品をピックアップして貨客混載輸送サービス「なみえスマートモビリティ」の車両に積み込み、商品が自宅まで届く仕組みだ。

▲なみえバーチャル商店街の流れ(出所:凸版印刷)

タブレット端末を用いた「VR買い物支援サービス」は、リアルタイムに実際の商品棚の映像を確認できるため、鮮魚や精肉、野菜のほか、タイムセール商品なども実際に店舗にいる感覚で購入できる。同じ商品が複数個陳列されている場合には、任意の商品を選んで購入することも可能という。

▲(上)「VR買い物サービス」の使用イメージ、(下)なみえスマートモビリティ(出所:凸版印刷)

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