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メルセデスBT、EVトラックに新バリエーション

2025年5月14日 (水)

国際ダイムラートラックス(ドイツ)は13日、同社グループのメルセデス・ベンツ・トラックスが、重量長距離輸送向け電気トラック「eActros 600」をベースとした新たなバリエーションを発売すると発表した。昨年から販売している第2世代の電気トラックの基本技術を継承しつつ、顧客の多様なニーズに応える形となる。

新型車両は、自社開発の電気駆動アクスル、長寿命のリチウム鉄リン酸電池(LFP)技術、800ボルトの車載電圧システム、新型マルチメディアコックピットインタラクティブ2といった先進技術を搭載する。また、運転の快適性と安全性を高める包括的な運転支援システムも備える。

(出所:メルセデスベンツ)

拡充されるラインナップには、セミトレーラートラクターや異なるホイールベースを持つプラットフォームシャーシ、2つのバッテリーパックを搭載したバリエーション、さらには従来のアクトロスデザインによる異なる屋根形状を持つキャブバリエーションなどが含まれる。

新モデルは今年秋から注文可能となり、一部は2025年にヴェルト・アム・ライン工場から出荷される予定だ。

なお、eActros 600は621キロワット時の総バッテリー容量を持ち、1回の充電で500キロメートルの航続距離を実現する。ドライバーの法定休憩時間中に充電することで、1日に1000キロメートル以上の走行も可能となる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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