
(出所:ダイムラートラックス)
サービス・商品ダイムラートラックス(ドイツ)のグループ会社のメルセデス・ベンツトラックは22日、新しいモバイルアプリ「メルセデスベンツ・トラックス・リモート3.0」を発表した。同アプリは、トラック運転手と車両をデジタルで結ぶインターフェースとして機能し、スマートフォンを通じて重要な車両機能を確認できる。
同アプリは現在、電動トラック「eActros 600」に対応しており、2025年夏からは新型「Actros L」や「Arocs」でも利用可能となる予定である。利用には車両への「マルチメディア・コクピット・インタラクティブ2」と「トラック・データ・センター8」の搭載が必要となる。
アプリでは走行距離、圧縮空気供給、タイヤ圧力などの重要な状態情報をリアルタイムで確認できる。従来のディーゼルトラックでは燃料とアドブルー(尿素水)の残量表示も今後追加される予定だ。異常が発生した場合は、プッシュ通知により運転手に即座に情報が届く。
電動トラックeActros 600では、バッテリー残量、航続距離、充電レベル、目標充電レベルまでの残り時間などが表示される。充電中は運転手がアプリを通じて充電状況を常時監視でき、充電開始、中断、完了時にはプッシュ通知で知らせる機能も備えている。
複数の運転手が同じトラックを使用する場合は、マルチメディア・コクピット・インタラクティブ2の「切断」機能や個別の運転手カードを使用してアプリを切り替えることができる。
同アプリは現在13以上の言語に対応しており、国内外の長距離輸送において運転手の業務効率化を支援する。夏以降はさらなる機能追加も予定されている。
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