イベント三菱ふそうトラック・バスは23日、第46回東京モーターショー2019(10月24日~11月4日一般公開)に出展する燃料電池小型トラックコンセプトモデル「ビジョンFセル」の外観を公開した。
世界初公開となる「ビジョンFセル」は、燃料電池のパワーを使用して航続距離の制限を解決し、電気トラックの展望を表すコンセプトモデル。同社が2017年に発売した量産型の小型電気トラック「eCanter」は、日本、ヨーロッパ、北米で140台以上稼働しており、同社は、バッテリー式電気自動車の開発と販売を継続しながら、バッテリー式電気を超える技術、または電動技術に基づいた新たな技術の開発を模索し続けるとしている。
東京モーターショーの同社ブースでは、大型トラック「スーパーグレート」の2019年モデルや小型トラック「キャンター」の4輪駆動車をベースに国士舘大学と開発した救助用トラック「アテナ」(参考出品車)などが展示されている。