環境・CSRハリマ化成グループは15日、再生可能天然資源である松由来の「タイヤ用軟化剤」を開発したと発表した。環境負荷低減を目的とし、サステナブル材料への置き換えが求められるタイヤ産業において、性能を維持しつつ低炭素化に寄与する製品を目指す。
新製品は、松から得られるロジンを主成分とし、バイオマス原料を99%以上含有している。従来の石油系軟化剤と同等の性能を持ちながら、10%の耐摩耗性向上を実現した。さらに、国際持続可能性カーボン認証ISCC PLUSを取得しており、サプライチェーン全体の低炭素化を保証する。また、重量が増す電気自動車タイヤにおいても高い耐摩擦性を発揮するという。
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