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センコー、物流・商事部門拡大し増収増益、4-9月期

2013年10月31日 (木)

ロジスティクス[センコー]2014年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)

 2013年12月期第2四半期2012年12月期第2四半期増減
売上高151,189144,4124.7%
営業利益5,4654,65817.3%
経常利益5,0634,7117.5%
当期純利益3,3742,67426.2%
センコーが10月31日に発表した4-9月期決算は、物流事業、商事・貿易事業で売上が拡大し、4.7%の増収となった。利益面では、増収効果や会計基準の改正に伴う特別目的会社の連結子会社化により、営業利益が17.3%増、最終利益が26.2%の増益となった。

国内では4月に札幌PDセンター2号倉庫(札幌市)、大門物流センター(滋賀県守山市)内の新倉庫を開設したほか、5月には荷主との共同出資によるアスファルトタンカーが就航。8月は中部地区の住宅物流拠点として中部住宅物流センター(名古屋市)を、9月には中部地区の事業基盤拡大を目的に、小牧第2PDセンター(愛知県小牧市)を開設した。

海外では、タイで日系自動車工場向けに部品の調達輸送サービスを4月に開始、6月には韓国の釜山新港で物流センターの建設に着手し、9月に中国で日系小売店向けに物流サービスを開始した。

商事・貿易事業の分野では、家庭用紙製品の卸売業者として国内最大規模のアストの株式の過半数を取得する資本業務提携契約を9月に締結。今後は、同社が持つ商品企画力・販売力と自社の物流ノウハウやネットワークで、商流・物流一体型ビジネスモデルを展開していく。