商船三井、VLCC LNG二元燃料船の長期用船契約

▲VLCC LNG二元燃料船（出所：商船三井）

ロジスティクス商船三井は23日、LNG燃料を使用する新造大型原油タンカー（VLCC）を出光タンカーとの長期用船契約に投入すると発表した。国内石油会社向けでは初のLNG二元燃料VLCCとなる本船は、大連中遠海運川崎船舶工程（中国）で建造され、2027年に完成する。

同船の載貨重量トン数は30万9000トン、全長339.50メートル、全幅60メートル。LNG燃料は従来燃料に比べ温室効果ガス排出量を25-30％削減できる。同社はLNGやメタノール燃料船を30年までに90隻導入する計画で、現在は40隻のLNG燃料船を保有しており、うち6隻がVLCCである。

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LOGISTICS TODAY編集部
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