日ペ、自動車向け塗料拡大へB&K社の株式39％取得

産業・一般日本ペイントは6日、自動車塗料事業をグローバルで強化・拡大するため、ドイツの塗料メーカー「ボーリング&ケンパー社」の株式39％を取得すると発表した。

両社は2008年7月に、中国・上海で自動車用塗料販売会社を設立し、欧州系自動車メーカーの中国法人を対象に自動車用塗料の販路拡大に共同で取り組んできた。

今回の株式取得を機に今後、技術開発・生産・営業体制の相乗効果を発揮し、中国、欧州で欧州自動車メーカーへの納入拡大を加速するとともに、将来的には世界規模で自動車塗料事業の成長・発展を目指す。