行政・団体北海道運輸局は23日、JR北海道が過去に線路閉鎖手続きを行わず作業員が線路に立ち入ったうえ、虚偽報告を行った事例や、安全確認の指示を怠って貨物列車を脱線現場付近に通過させた事案などを受け、同社に対する保安監査を強化すると発表した。
これにより、北海道運輸局と本省鉄道局が合同で「強化型保安監査体制」を構築し、27日から2年間程度、JR北海道本社および支社を対象に継続的かつ集中的な監査を実施する。初回の立ち入り監査は27-30日の4日間にわたり実施する予定で、両機関の鉄道部門が対応にあたる。
同局は2024年2月から3月に保安監査を実施し、3月31日に文書にて改善を指示し、JR北海道から4月30日に改善報告を受けたが、報告後にも安全に関する不適切な事象及び負傷者が出た事故が発生していた。
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