アパレルレナウンは14日、物流事業を2011年にOPALへ譲渡した後、物流会社としての業務を終えていた子会社「REDUロジスティクス」(東京都江東区)を解散するとともに、同社に対する債権を放棄すると発表した。債権放棄額は19億円に達する見通し。
REDUロジスティクスは、レナウンの物流子会社としてアパレル製品や原料、服飾雑貨、アクセサリーの物流・保管を手掛けていたが、11年3月1日にレナウンが物流事業をOPALへ譲渡したことで、物流子会社としての役割を終えたことから、解散することにしたもの。
レナウンは、REDUロジスティクスに対して貸付けていた全額を14年2月上旬に放棄し、清算を結了する計画。