
▲MAERSK FUKUOKA(出所:今治造船)
荷主今治造船(愛媛県今治市)は1月31日、広島工場で建造した5800個積みコンテナ船「MAERSK FUKUOKA」を1月30日に引き渡したと発表した。同船は環境性能の向上や積載能力の多様化に重点を置いた最新の仕様を備えている。
同船は、5920 TEU相当のコンテナ積載能力を持ち、デッキ上には最大3段のラッシングブリッジを備えるため、冷凍コンテナや危険物を含む多様な貨物の積載に対応する。また、NOx3次規制に対応するため、主機には排ガス再循環システム(EGR)、発電機関には選択触媒還元装置(SCR)を搭載。さらに省エネ付加物や船体外板塗料により推進性能が強化され、二酸化炭素放出抑制指標EEDIも最新基準を大きく上回る値を達成している。
同船の主要寸法は全長254.94メートル、幅40メートル、深さ21.70メートルで、総トン数は5万7907トン。航海速力は21.5ノットを誇る。
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