
▲コンテナ船「MAERSK NOTODDEN」(出所:今治造船)
荷主今治造船(愛媛県今治市)は10日、本社・今治工場で建造したコンテナ船「MAERSK NOTODDEN」を9日に引き渡したと発表した。
積載能力は2086TEU相当で、デッキ上には2段のラッシングブリッジを備える。冷凍コンテナや国際海上危険物輸送規則に対応した危険物の積載が可能で、3基のデッキクレーンを装備しているため港湾設備の有無にかかわらず荷役ができる。
環境対応では、省エネ付加物や高効率プロペラ、摩擦低減塗料を採用し、CO2排出量削減指標(EEDI)の最新要件を満たしている。主機関には排ガス再循環システム(EGR)、発電機には選択触媒還元装置(SCR)を搭載し、大気汚染防止に対応。さらにバラスト水処理装置やシップリサイクリング条約に基づくインベントリリストも備えている。
船体は全長171.93メートル、幅32.20メートル、深さ16.80メートルで、総トン数は2万5723、航海速力は18ノット。
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