
▲コンテナ船「MAERSK NAMSOS」(出所:今治造船)
荷主今治造船(愛媛県今治市)は4日、本社・今治工場で建造したコンテナ船「MAERSK NAMSOS」を引き渡したと発表した。
本船は2086TEUのコンテナ積載能力を備え、ラッシングブリッジをデッキ上に最大2段搭載するほか、冷凍コンテナやIMDG Code対応の危険物積載にも対応している。甲板上にはデッキクレーン3基を装備し、荷役設備が整っていない港湾での運用にも対応可能。寸法は全長171.93メートル、幅32.20メートル、深さ16.80メートル、総トン数は2万5723、主機関は6S60ME-C10.6で、航海速力は18ノット。
推進性能と環境性能の両立を図るため、省エネ付加物や高効率プロペラ、低摩擦塗料を採用し、CO2排出量を規制基準値から削減している。NOx3次規制にも対応し、EGRとSCRを搭載し、バラスト水処理装置やシップリサイクリング条約に準拠したインベントリリストも備えている。
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