イベント工場や物流施設向けの自動搬送サービス「eve auto」(イブ・オート)を展開するeve autonomy(イブ・オートノミー、静岡県磐田市)は16日、産業機器商社の(大阪市西区)と共同で、来月9日から11日まで幕張メッセで開催される「ものづくりワールド2025東京」に出展すると発表した。自社開発の自動搬送サービスや山善が取り扱う搬送ロボットを紹介する。
イブ・オートノミーは2020年、ヤマハ発動機とティアフォーによって設立された合弁会社で、工場や物流施設向けにEV(電気自動車)カートや無人搬送車両(AGV)などをサブスクリプションで提供するサービスを展開している。
両社は「⼈・技術・設備を『繋ぐ』、ものづくりの世界」をテーマに、eve autoのほか、山善が扱う小型自律搬送ロボット「カチャカ プロ」を展示する。
eve autoは、事前の設備工事を必要とせず、工場や物流施設に自動搬送システムを導入できる。最先端の自動運転技術によってルートの事前設定も必要ない。雨天や夜間でも敷地内の屋外で、自動運転レベル4での無人搬送運用が可能なため、24時間稼働が求められる施設での運用にも対応する。現在、全国約40拠点で70台以上が稼働している。
カチャカプロは、専用の棚とドッキングし、倉庫内などで物品を搬送する軽量搬送の小型自律搬送ロボット。55センチ幅の狭い通路も走行でき、低コストで簡単に操作できるため、手軽に導入できる。
会場で開催されるセミナーでは、「自動化はここまで来た!屋外対応で広がる搬送システムの可能性と現場のチャレンジ」と題して、eve autoのサービス紹介や屋外でも対応できる特長を生かした現場での活用事例などを紹介する。
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