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企業の独自配送サービス立ち上げを支援、CBcloud

2025年6月23日 (月)

サービス・商品CBcloud(シービークラウド、東京都千代田区)は23日、企業が自社ブランドで独自配送サービスを展開できる新サービス「ピックゴーダイレクト」を同日に提供開始したと発表した。本サービスは「ピックゴー」プラットフォームの機能、全国10万人のドライバーネットワーク、専門のサポート体制を各社のブランドで活用できる仕組み。導入企業は自社で物流アセットを保有せず、迅速かつ低コストで高品質な配送網を構築し、ビジネス拡大を実現できる。

同社は物流分野の課題として、チャーター便運営の煩雑な業務や専門人員確保が新規参入の障壁となっていると指摘。独自の配送網構築には多大な投資と時間が必要となり、企業経営を圧迫している現状を問題視した。同社は構築・運営の複雑さを一括して担う「ピックゴーダイレクト」を開発し、全国各地で容易に自社物流網を構築できる環境を整えた。

同サービスの導入により、企業は物流システムやサポート部門を新規に立ち上げることなく、自社配送サービスを開始でき、本業に経営資源を集中し、事業成長を加速できる。CBcloudのドライバーとサポート体制が各社の従業員として顧客対応する。商品購入から配達まで一貫したブランド体験を提供することで、顧客満足度の向上が見込める。

▲サービスフローのイメージ図(クリックで拡大、出所:CBcloud)

同社は二輪・四輪・一般貨物に対応する国内最大級の配送ネットワークを保有しており、導入企業は都市部から地方まで、全国10万人のドライバーを自社ブランドで活用できる。全国規模のサービス展開、即時配車、荷量や天候の変動に柔軟に対応する体制が強みで、既存のスキームによるAPI連携も即日利用可能だ。

大手運送会社向けにはプラットフォームをOEM提供する。宅配事業に加え、緊急配送や軽チャーター業務の強化支援も担う。荷物量の変動にも対応し、即日配送や定期配送により物流基盤の安定化を実現。また、運用開始時の現場指導やマニュアル作成などのサポートを提供し、継続的なモニタリングで高品質な運営を維持する。

料金体系は配送距離などに応じた従量課金制を採用。企業は配達員や車両の雇用・維持費用を負担する必要がなく、固定費を抑制できる。全国規模の配送基盤と24時間365日のサポート体制により、柔軟で効率的な物流運用を実現した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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