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ダイムラーT、30年までにROS13%達成目指す

2025年7月9日 (水)

調査・データダイムラー・トラック(ドイツ)は8日、米国ノースカロライナ州クリーブランドのトラック製造工場で投資家向けイベント「キャピタル・マーケット・デー2025」を開催し、2030年に向けた包括的な戦略・財務見通しを発表した。

同社は収益性とレジリエンス(回復力)の向上を推進するための5つの戦略的柱を基盤とするグループ戦略を発表。1つめは三菱ふそうトラック・バスと日野グループを統合する契約の締結などにより、成長、規模、効率性の潜在能力を最大限に引き出す。2つめは顧客中心のソリューションを提供する強力な企業へと進化するため、部品の入手向上と販売・サービスネットワークへの追加投資によりサービス事業を強力に推進する。3つめは、ディーゼル技術とゼロエミッション技術の両方への将来投資により、適切なスピードで変革する。4つめは「コストダウン・ヨーロッパ」プログラムにより30年までに欧州で10億ユーロ以上のコスト削減を実現し、無駄のない効率的なオペレーションモデルを構築する。5つめとして、組織構造の合理化、意思決定の迅速化、説明責任の促進、成果報酬モデルの導入により社内文化変革を進める。

またこれらに重点を置くことにより、30年までの産業事業について明確な財務目標を設定。中核事業である産業事業において調整後ROS(営業利益率)12%以上、景気循環全体で9-13%の達成を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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